夏休みの自由研究、主体者は子ども?大人?

夏休みの宿題といえば、自由研究。

 

この時期は自由研究をテーマとしたイベントも多くなる。

小学生の宿題とはいっても、本人に任せっきりでは進まない。ほとんどの子どもは何をテーマにすればいいのか、選ぶ時点でつまづくだろう。

結局、親が口を出し、誘導し、進めていく。誰の宿題かわからなくなるのだ、我が家の歴史といっても過言ではない。

この問題は、他の多くの家庭でも、多かれ少なかれ、同じような事態を招いているようだ。

 

勉強に対するスタンスは各家庭で違う。だから、取り組み方がそれぞれであって、基本問題ないはず。ただ、多くの子供を何年も担当し、さまざま個性と日々向き合っている教員の方と、我が子しか事例を知らない親では、守備範囲の幅違って当然。

 

こうなったら、夏休みの宿題を家庭に委ねるのではなく、共に取り組むことで、親子の共育として取り組もうと、地域を巻き込むのでも良いのではない。

 

家庭、地域、学校という垣根をシームレスに行き来する、家族参加型の学習機会を作ることで、親御さんの教育スキルも共に上げていければ素晴らしい。