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人類生存の武器は、やさしさ

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夜中。窓の外から、赤ちゃんのうなるような声が聞こえる。

びっくりして、カーテンの脇から、そっと外を見る。

繁殖期に入った野良猫の、異性を呼ぶ咆哮(ほうこう)だった。本当に、声がでかくてびっくりする。

春先になると、子猫の姿を見る。生まれたばかりでも、跳ね回り、兄弟姉妹でじゃれ合っている。動物に比べ、人間の子どもは未熟な状態で生まれる。人間の赤ちゃんは一人では、おっぱいまでたどり着くことさえできない。ましてや、危険を察知しても動くことさえできない。人間が、自然の中で暮らしたら、一瞬で野生動物に駆逐されてしまうのではないかと、疑問だった。

昔やっていたNHKスペシャル「ヒューマン なぜ人間になれたのか」で、そのことについて解説されていた。人類は、直立歩行を選択した。それに伴い、骨盤が変化。子どもを小さいまま産むようになった代わりに、より強いコミュニティーを構築していった。

人類は、互いを助ける優しさを武器に、二足歩行への変化を取り入れ、現在の地位を確立したと言うこと。つまり、本能的にも、最大の武器が愛、慈悲、思いやり…ということなのだろう。

(大分前のテレビなので、うろ覚えですみません。ネットで有料放送してるので興味のある方は、チェックしてください)

NHKオンデマンド Nスペ ヒューマン なぜ人間になれたのか

ゾウは巨大化し、キリンは首を伸ばした。チーターは俊足を鍛える。天地を求め、空を自由に動ける力を付けたものも居れば、海中に潜っていったものもいる。それぞれが、種の繁栄のための武器を選択。それによって、いまの姿を現している。人類は、自分のように人を思い、共感し、大事にできる、そういった強さを使い、動物界のセオリーを破り、未熟の状態で産むこと選んだのかな。

それならば、助け合うことが人類の本能。その特質を存分に発揮していけば、さらなる進化、発展が手に入るのではないかなと考えてしまう。逆に、この武器を捨ててしまえば、せっかく今日まで生き延びてきたのに、他の種と同様に絶滅してしまうかも。習慣、文化、言葉、宗教。さまざま要素が、人と人を分断することがあるが、本能のまま、人を大切にしていきたいです。