神通力を手に入れた先の世界

手塚治虫の名作「ブッダ」。 8巻セットを購入して、読みました。 おもしろかった。

といいつつ、書きたいのはブッダについてではないんですが。

作品の中で、テレパシーで会話するシーンがあります。遠く離れた人に声を届ける。一般用語で言う超能力。仏法では神通力というんですかね。専門用語を使うと賢く聞こえますね。天耳通(てんにつう)というのは、考えられないほど遠くの音を聞く力であると、ウキペディアに出ています。テレパシーもその発展と理解しとけばいいんですかね。もしかしたら、もっと適した神通力の名前があるのかも知れませんが。

科学が発達した今日においては、テレパシーなんか使わなくても、ポケットに入っている機械を耳に当てれば、世界のどこの人とも会話できます。相手の連絡先を知らないとかけられませんが、テレパシーだって、相手が分からなければ話しかけられないでしょうから、一緒です。ただ、テレパシーは通話料も基本料金も無料ですが。

大昔だと、気の遠くなるような修行をし、一部の人しか手に入れられなかった能力。一部の人どころか、噂話程度でしか見たことのない力が、科学の発展によって身近なものになりました。本当にすごいですね。

手段はさまざまですが、見えないほど遠くに居る人とも、気軽に連絡が取れる時代。でも結局は、その能力を使って、何をするかは、本人次第。

姿が見えないことをいいことに、困惑させお金を取る人もいるし。誕生日に「おめでとう」を直接言ってくる孫もいるし。

人を助けたいと願い修行していたブッダや、その弟子が、この道具を手に入れたら、どんな風に使うんですかね。優しい声、温かい声、うれしくなる話を、しまくってるかも。電話で相談窓口を開設してるかも知れませんね。

久々に実家に電話して、健在な親に声でも聞かせてあげたいと思いました。

ナステント誤飲事故で自主回収

自分の意識の外で起こってしまう、自分の行為ってありますよね。

 

例えば、いびき。

 

僕は、いびきをかいているようで、奥さんから、止めてくれと苦情が来ます。寝る前は、いびきをしないと決意するんですが、気持ちとは裏腹に、夜中に大音量で流れてしまうんですよね。困ったものです。

 

そんな、いびきを止めようと思って、対策を検索しました。鼻の穴を広げて、空気の通りをよくするとか、いろいろあったのですが、いまは画期的な道具が発売されているんですね。

 

ナステントクラシック

鼻チューブでいびきのない快眠を | ナステント | seven dreamers

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この開発者の発想がすごい。


いびきは、鼻の奥が振動して音が出るんだから、音が発生する先まで空気を送ればいい。鼻からチューブを突っ込んでしまえ。

画期的です。完璧です。音の出ようがありません。

 

この発想に共鳴した僕は、恐る恐るですが、試してみることにしました。鼻からのどの長さには個人差があるので、いくつかのタイプが提供されています。個人で使ってみて、長さを確認できるテスト用の導入キットもあるのですが、初めて鼻からチューブを入れて、「あ、この長さちょうどいい」と思える自身がなかったので、対応しているお店に行くことにしました。


お店では店員さんから、「どっちの鼻をよくつかってますか」と、人生初の質問も受けました。渡されたナステントを、初見の人の前で鼻に挿入していくのはちょっと恥ずかしかったですが、調整もして頂き、購入。


早速、その晩からしようしましたが、見事、いびきが静かになりました。(寝ている間のことなので確認できず、奥さんの感想です)


鼻からのどへの異物感とか、生理的に無理な人もいるでしょう。また、1回約600円と大分高いですが、効果はありますので、気になる方はチェックしてみてください。


ただ、このナステント、今年に入って誤飲事故があったようで、自主回収が始まりました。今は、安全面の向上と、コストの削減がされ、広く市場に出回ることを期待しています。

 

自主回収について

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今後の扱いについて

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画像が荒くてすみません。

後でアップし直します。

 

エスカレーターの斜めの部分

駅の改札を入り、ホームに上がろうと思って、エスカレーターに向かいました。


僕の前には、1人の青年。大学生くらいですかね。若々しい方でした。


爽やかな感じを受けたのですが、その後ろ姿から、一つだけとても気になることがあって。左の靴下だけ、やたら、下がっているんです。他が、こぎれいだと、そういうのってやたら、目についてしまいますよね。


同じホームに向かっていたようで、先にその人がエスカレーターに乗り、少し遅れて僕が乗りました。


彼との距離が絶妙で、ちょうど、その左足の辺りと、僕の目線の高さが一緒になるんです。もう気になって、気になって。かといって、急に靴下をあげだしたら、それこそ、襲われたんじゃないかと思って、逆襲に遭うかも知れません。こんな些細なことで、肩をたたいて、「靴下、下がってますよ」、なんて、どう頑張って、格好つけて言っても、やばいやつじゃないですか。とりあえず、「気付け、気付け」と念を送りました。そうしたら、気持ちが通じたのか、その青年が左の靴下に気づいたんですね。

ウェーイ

男性は、左足を挙げ、右足一本で立ちました。腰をかがめて、左足首へと両手を伸ばします。
しかし、動くエスカレーターの上、うまくバランスが取れません。倒れそうになってしまいます。

男性は片足でのチャレンジをあきらめ、「堅実」に狙いを変えます。両手で左足首を持ったまま、その足を降ろしたのです。その左足が着地した場所は、「エスカレーターの斜めになっているところ」でした。

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ここ、なんて言うんですかね。


動くエスカレーターの中で、動かない部分担当の「斜め」。

ホームへと体ごと進む青年。
動かない左足。


追いつく体、追いつかれる左足。


青年は左足を追い越すと、1度目のチャレンジをあきらめました。しかし、足首をつかんだ手を緩めることなく、再度、一歩、左足を前進。


2度目のトライ。
2度目、失敗。
3度目の正直。
3度目、失敗。


おーい!


結果、その男性は、左足首をつかんだまま、斜めを歩くように上がっていき、エスカレーターの終わりまで進みました。もちろん、靴下は救われることなく。


何だったんだ?


ちなみに、エスカレーターから降りた後、ホームの端っこに行って、靴下を直していました。

誕生日じゃない日おめでとう

unbirthday

(誕生日じゃない日)

 

 初めてこの言葉を聞いたのは、中学校の英語の教科書でした。不思議の国に迷い込んだアリスが、卵人間・ハンプティダンプティと出会います。そのハンプティダンプティの締めているネクタイは、unbirthdayでもらったプレゼントでした。ハンプティダンプティは、誕生日じゃない日は、年に364日もあるんだぞと、自慢します。

 元々の話は「鏡の国のアリス」みたいです。

 

一般の人にとって大切な誕生日と同じように、大切なunbirthday。彼は日々を楽しく暮らしているんでしょうね。

 

 僕たちにとっても、誕生日以外にも、普段と違う日ってありますよね。元旦、入学式、遠足の日。

 

 しかし、特別な一日といっても、同じように太陽が昇り、いつもと同じ夕日が輝き、夜が訪れます。

 

 元旦も旧正月を大事にしている人には通常の日だし、入学式も、遠足も、関係ない人には、あったことさえわからない、365分の1の日です。

 

 その人との関係、思い入れによって、その日が変わってしまいます。1年の間に、特別な日が1日でも多く訪れたらうれしいです。でも、ハンプティダンプティのように毎日、同じように祝うと、また、それが日常になってしまう。難しいです。

 

 そんな惰性を崩し、きょうを特別にする方法を、昔からみんながやっていたことに、気がつきました。

  それは、「きょうに名前をつける」こと。

 

 きょうは、節分。

 子どもと豆まきをして、楽しい一日を過ごせたことを、鬼に感謝します。

 

ラジオクラウドアプリ登場!

ラジオクラウドのアプリが登場しました! これからは、オフライン再生や、再生速度の変更も楽しめます。 やったー。

ラジオクラウド
ラジオクラウド
無料
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僕は、iPhoneを持つようになってから、ラジオを聞くようになりました。特にTBSラジオさんにはお世話になっていました。

聞き始めた頃は、ポッドキャストで放送済みのラジオ番組が配信されていました。番組によっては、一部分だけだったりするものもありましたが、好きなときに、手軽に楽しい話、ためになる話が聞けると、重宝しておりました。

しかし、維持費や管理費などの問題から、TBSさんは2016年6月30日をもって、ポッドキャスト配信を終了されました。企業なので採算が合わなければ撤退することはしょうがないことですし、代替案として、同じ番組をストリーミング配信して下っていたことには感謝しています。 ですが、ですが。

やっぱり使いづらかったんですよね。

ネットがつながっていないと聞けないし。

違うアプリを使いながら、バックグラウンドで再生する方法も分からないし(実際できなかったのでは)。

再生速度の変更もできないんです。 2時間の番組をネットつなぎっぱなしで、通常再生で聞いたら、通勤時間をすべて捧げても間に合わない!

何度か、使ってみたんですが、結局、ラジオから離れてしまいました。たまにradikoを開くぐらいで、もう、ラジオライフは訪れないかなと思っていたのですが。

苦節半年、ついに、今回、ラジオクラウドのアプリが登場しました。

そのアプリ料金は、なんと無料。 感無量です。

視聴できる局は、TBSラジオにはじまり、文化放送ニッポン放送MBSラジオ、ラジオ大阪ラジオ関西、KBS京都、ラジオ沖縄ラジオNIKKEITOKYO FMJ-WAVEの11局。といいながらも、TBSラジオ以外は、登録番組が少ないですが。

いいんです、TBSラジオが一番好きだから。 これから、他の局も、きっと番組を増やしていただけると、思うし。

もちろん番組はダウンロードしてオフライン再生可能。 この半年の間で、携帯キャリアのパケット通信量プランの変更もあり、世間的に大容量がでましたので、ガンガン落としていきたいと思います。

バックグラウンド再生が可能に。 さらに再生速度も0.5倍、1.5倍、通常、2倍の4段階。 スリープタイマーなど、機能も充実です。

これが、起動したときの画面。まだ、不具合が出ているようですが、この画面を見れるのも今だけ。すぐに手に入れた感があって、こんな些細なバグは、むしろ愛しいくらいです。タップで番組を選択。聞きたい放送をダウンロードします。

マイリストから番組を選んで再生。

下の部分で、再生速度が選べます。

月のマークをタップすれば、タイマーセットも。寝ながらのラジオでも安心して使用できます。

とりあえず、ラジオライフが戻って来ました。 聞きすぎて時間を失わないように気をつけます。

熱い朝シャワーが眠気を誘う

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朝、シャワー浴びますか?


僕は、朝シャワー派です。体は、夜入ったときに洗うので、朝は気分転換のために浴びます。

特に冬は気温が低いので、できるだけ熱くしたお湯を全身にかけます。体がぽかぽかになり、着替えて外に出るときも、寒さが苦になりません。気分もしゃっきりです。

今朝も、熱いシャワーで目を覚ましてから、出勤しました。

しかし、出勤するときに猛烈な眠気が。

朝早い電車に乗っているので、空いている車内で、イスに座って寝ることができました。毎朝というわけじゃないけど、朝、急に眠くなることあるよなと思い、ネットで調べたら・・・。

熱いシャワーは、眠気を呼ぶんですね。

なんでも、人間のリズムは、上がった体温を外に放出して、体温を下げることによって眠気がおとずれ、入眠するんですって。だから、朝熱いシャワーで体温を上げ、冬の寒い外気によって体温が下げられるというのは、人工的に入眠システムを作動させているようなもの。

たしかに、落ち着いて考えてみれば、「夜寝る前に風呂に入って、ぐっすり」と「朝シャワーを浴びてスッキリ」は、同じことやってるのに、反対の結果になっているっておかしいですものね。

いろいろ調べた結果、僕の出した結論は、

「朝、水のシャワーをあびる」です。

 

うーん。
冬に始めることじゃない気もしますが、せっかくなので挑戦したいと思います。

過去は不変だが、価値は変わる

先日のブログで、1日を振り返って記録と点数をつけるという記事を書きました。
その上で、物事のよい側見るようにしていると。

 

taka-day.hateblo.jp


これって、過去の対する位置づけと近いなと思い、追記します。


過去に行われたことは、どんなに頑張っても、変化しないんですよね。

実際変わったらびっくりで、歴史も変化してしまいます。


でも、過去に対する自分の価値って変化するんじゃないかなと。


例えば、大学受験で浪人した人がいたとします。
その時は、やべーとか、脱力って、なります。
でも、その時に奮起して、違った道を開く。
時を経た時に、振り返って、「あの時の1年があったから、今の自分があるんだ」となる。


一つの経験が、18歳に感じたものと、30台で感じるもので、全然価値が変わる。


過去の事実は変わらないけど、過去に対する自分の価値が変化する。

もし、今の自分の環境によって、過去の価値を変化できるなら、「あぁー、よかった」と言えるように変えたいなと。どんな日常も、振り返ったら必ずいいものになると信じて、希望をもって強くいきたいですね。