31音で物語をつくる和歌の世界
57577。
たった31の音で、情景、感情を伝える文学。
575の俳句には、季語が必要。和歌に季語いらない。
川柳も575で季語なし。
最近、短歌ブーム。本当に心を暖かくする句に出会う。
自分でも書けたら、それは、すごいなと思う。
やればいいじゃん。書いてみれば、書けるよ。
いうことは簡単で、それで書けちゃう人もいるけど。できないものはできない。ちゃんとしたいわけじゃないんだけど、伴奏者がいると走りやすいんですよ。
短歌教室もたくさんあるみたいだけど、時間と場所が制限されると、参加が厳しいことも。
そんな中、さすが令和。オンラインで講座を行っているとこも結構あった。
詩人の「高田ほのかさん」はオンライン授業も開講。短歌教室「ひつじ」。
いや、ただ、参加してみたいなって思った。それだけです。
夏休みの自由研究、主体者は子ども?大人?
夏休みの宿題といえば、自由研究。
この時期は自由研究をテーマとしたイベントも多くなる。
小学生の宿題とはいっても、本人に任せっきりでは進まない。ほとんどの子どもは何をテーマにすればいいのか、選ぶ時点でつまづくだろう。
結局、親が口を出し、誘導し、進めていく。誰の宿題かわからなくなるのだ、我が家の歴史といっても過言ではない。
この問題は、他の多くの家庭でも、多かれ少なかれ、同じような事態を招いているようだ。
勉強に対するスタンスは各家庭で違う。だから、取り組み方がそれぞれであって、基本問題ないはず。ただ、多くの子供を何年も担当し、さまざま個性と日々向き合っている教員の方と、我が子しか事例を知らない親では、守備範囲の幅違って当然。
こうなったら、夏休みの宿題を家庭に委ねるのではなく、共に取り組むことで、親子の共育として取り組もうと、地域を巻き込むのでも良いのではない。
家庭、地域、学校という垣根をシームレスに行き来する、家族参加型の学習機会を作ることで、親御さんの教育スキルも共に上げていければ素晴らしい。
セカンドライフはバケットリストとにらめっこ
FPの畠中雅子さんが、「ゆうゆう」でバケットリストを紹介していた。
畠中さんも、映画の中で出て来て知ったという。紹介記事の中で映画のタイトルは伏せられていたが、「最高の人生の見つけ方」かな。違うかもしれないが、これは、これで、有名な映画なので見てみたい。
バケットリストは、一言でいえば、やりたいことリストのことだと思う。
人生で実現させたいと願う内容を書き出すもの。
ポイントは実行する時期、または締め切りを書くことだという。確かに、セカンドライフは、現役世代より、年齢による変化が多くなる。20代から40代の30年間なら、海外旅行に行こうが、キャンプをしようが、ある程度の過酷さには耐えられるだろう。70代から90代の30年となると、体力差も大きい。リストに年齢、または、実行年を入れるのは重要。年齢は単に数ともいうが、実態とよく相談したいな。優先順位。
あとは、予算。旅行に1か月行くなら、旅費に宿泊費、食事代もかかる。しかも、このお金は、年金などの定額需給ではない、特別支出として、貯えからねん出するのが一般的とのこと。さすがFP。お金の先生だ。
この、予算を考えるのって、意外に面倒なんだよね。だれは、条件をいえば、概算、dのくらいかかるか、教えてくれるサービスがあればいいのに。そうなると、「あなたのバケットリストをつくります」というサービスになっちゃうのかな。
バケットリストの記入例は「やりたいこと」「いつやりたいか」「予算(概算)」「財源・どこから出す」
やりたいことの願望が強い順に並べて、その上で、予算を見比べて考える。
あれもこれも我慢では、疲れてしまうから。いつまでたっても、あれやりたい、これやりたいという希望を持って生きていたいですね。
ま、やりたいこと全てが、お金のかかることではないし。見える化することで、意欲もわいてくるでしょう。紙と鉛筆を手に取って、書いてみるかな。
全ての苦労を糧に変える夢
落語家の林家三平さん(2代目)。
父である初代・三平さんが亡くなる前に、ある色紙を渡された。
「笑はせる 腕になるまで 泣く修行」
https://www.news-postseven.com/archives/20210813_1682280.html/2
この色紙を渡された時、三平さんは9歳。芸の道を生きる父の背中をどのように見ていたのだろうか。
現在でも、この言葉は、三平さんの永遠のテーマだと言います。
今世での父子の時間は短かったかもしれませんが、時間ではない深さを感じ、考えてしまいます。
今の修行(努力)は、何のためにあるのか。
自分は結局、どんな風景を見たいのか。
何のためが薄れれば、すべて愚痴になり、
譲れない夢があれば、全てを薔薇色に変えていけるかもしれません。
もちろん、そんな簡単なことではないですが、それでも心一つで世界は変わるはず。
自身の使命を自覚すれば、汝の力は何倍にもなるという言葉を聞いたことがあります。心を定めて、現状を乗り越えていきたい。
5万4000件の出会いが導いた政界への道
田中角栄さんとの思い出は語る石破茂さんの記事で、こんな記述がありました。
「歩いた家の数以上の票は出ない。握った手の数しか票は出ない」
https://www.news-postseven.com/archives/20210629_1671260.html?DETAIL
石破さんは、角栄さんの教え通りにひたすら歩き、実に5万4000件に挨拶したそうです。結果、選挙では5万6543票を獲得。
政治家は、話がうまく、巧妙なイメージもありますが、こうやって地道にできる人が成果を出すんでしょうな。
他の議員さんですが、映画「香川1区」でも、懸命に訴える姿が映像になっています。
令和の時代なら、もっとスマートにと言われてしまいそうですが、こんな昭和の根性、姿勢、まっすぐさを忘れずに、無理なく、いろんなことに取り組んでいきたいですね。
その結果の原因を思い込んでいないか
タスクシュートの使い手、JマツザキさんとF太さんのYouTubeは、感慨深い。
この中で、「ある結果が出た時、その原因を決めつけてないか」という趣旨の話がある。
例えば、今日、体調が悪いのは、昨日寝るのが遅かったからだとする。
寝るのが遅くなったのは、単純に布団に入るのが遅かったからか。
僕が、よくあるのは、布団に入った後、YouTubeを見てしまい、時間が過ぎる。
このYouTubeを見てしまうというのは、単に減らすという方法で解決できるのか。
実は、日中にやるべきことへの満足感が足りなくて、その結果、満足度が低く、寝るのがもったいなく感じ、結果、動画をあさるということもある。
対処療法的なものでは、解決しないし、その大元を探らないと、見えてこない。
この大元を探るために必要なのが記録。
あることに関する記録が、関係しているのではと思えば、まずは徹底的に取ってみる。
結果、そのことが、全く的外れで、関係ないとしても、関係ない事柄が浮き彫りになるという結果が出る。
思い込んで、布団に入る時間だけを早くしたところで、何も解決しない。
記録と結果を見比べることができるタスクシュートというシステムを実感する。
後は、どうやって、このシステムを生活に入れるか。まずは、記録に専念するか。
難しい練習と実践のバランス
学校の勉強など、座学で確立されているものはすごなと感じる。
大人になって好きになったことを学ぼうと思うと、教えるハウトゥーが確立されていない分野に出会う。
その中でも、いろいろな手法で、人に物事を伝えようとする人がいるから、尊敬する。
口を使って音楽を奏でるヒューマンビートボックス。
以前までは、「見て真似する」が主流だったが、最近はスクールも多くなって来た。
特にこの動画では、素人に1ヶ月のレッスンをして、その成果を発表するというもの。
基本となる8ビート、バスドラムなどの音から徐々に始めていく。
たった1ヶ月でちゃんとプレイできるまでなるのが素晴らしい。
芸術の世界は、見て盗むみたいなイメージが強いが、ピアノだってバイエルがあって、確実に上手になる方法はある。
ただ、残念なことに、「そんな基本的なこと面白くない」「僕はプレイがしたいんだ」と思ってしまうことがある。で、結局、基本の繰り返しがつまらなくなって止める。
HBBの世界だって、見ようみまねでやっていた人たちが多勢だった時代は、基本なんかなくても、かっこいいプレイを決める人もいたし、そのかっこよさがモチベーションにもなっていたはず。
基本の習得と、実践との間をうまく埋めることが、上達と楽しいのバランスを取ることなのだろうけど、なかなかそのレベルまでいかない。難しいところだ。